米DK&A社の QuarkXPress 用面付け XTension の日本語ローカライズ版。日本語版は恒陽社 グラフィック事業部から。
INposition 2.5 で、QuarkXPress 4.1 に対応。また、PageMaker や Acrobat からの出力に対応する、「Tempusテクノロジ」が採用された。
集版の起点は、左上起点固定。正方向は、X は右、Y は下。
配置部品の起点は、左上起点固定。
集版サイズからはみ出した配置は不可能。
分解は、QuarkXPress の分版機能に依存。
PDFへの対応は、Tempusテクノロジによって、バックグラウンドで Acrobat を起動して、eps を書き出し、内部で QuarkXPress に配置して実現している。
QuarkXPress のスタイルや、ドキュメントの設定がちがう書類を、INposition で同時に配置して出力すると、設定が片一方のものに統一されてしまうという問題がありました。
具体的な例でいうと、2つのドキュメントで、標準 em スペースの設定が違うドキュメントを INposition で付け合わせすると、「INposition の設定によっては」桁ずれが起こってしまい、印刷事故が起こってしまいます。
INpositon 1.6 においては、回避する設定があったのですが、それを使うと、出力のスピードが遅くなってしまうので、使っていなかったケースが多かったようです。