FullPressは、米Xinet社のファイルサーバソフトウェア。Unixベースのプラットフォームで稼働。
日本では、ビジュアルプロセッシングジャパン(VPJ)がサーバとセットで、「DTP Turbo Server」という名前で提供している。
ビジュアルプロセッシングジャパン:http://www.vpj.co.jp/
基本的には、MacOS用AFPサーバであり、OPI機能が提供されている。
OPI機能が強力で、QuarkXPressにおいて、JPEGエンコーディングやRGBのEPS画像を貼り付けた状態で分版出力しても、OPI機能を通すことによって、CMYKに分版されて出力できた。これにより、In-RIPセパレーション機能を持たないRIPの延命のためのソリューションプロダクトとして提案された時期もあった。
近年では、RIPの世代交代が進みIn-RIPセパレーション機能を持つRIPが増えたことや、アプリケーション側での出力環境の向上により、FullPress自体のメリットは見えにくくなってきているが、WebNativeなどの周辺ソフトを用意し、新しい活路を見いだしている。
FullPressv14は、2006年春時点で最新のFullPressソフトウェアである。
大きな変更点は、以下のとおりである。
その他の項目は、http://www.xinet.com/products/index.fullpress14.html で確認できる。