用語集
Tag: afp appletalk
AFP †
AFPとは †
(定義の説明)
AFP 2.2 †
- AFP over TCPをサポートしました。
- 1ファイル2GBまで
- ファイル名の長さは31バイトまで
AFP 3.1 †
http://blog.so-net.ne.jp/hat-/2007-02-11をうけて全面改定していますのでWikiの履歴を確認してください
- プロトコルとしては、ファイル名の長さ制限はないが、実質、2byte長であるようだ
- ファイル名は、decomposed UTF-8 として取り扱われる
- Unicode のウムラルト付きや濁点半濁点付きかな文字を、規定文字と結合文字に分離して、さらにUTF-8化されている。濁点付きかな文字は、「か」→3byte、「が」→「か゛」→6byte
- Mac OS X のファイルシステム(HFS+)の実装とは別であるが、HFS+のファイル名長(deconposed UTF-16 で510byte)は確認しておく必要がある。
- Mac OS X製品のAFP3のファイル名長は、ClientとServerで異なる。
- Mac OS X におけるServerのAFP3は制限を特にもうけていないようだ
- Mac OS X におけるClientのAFP3は、255byteの制限有り
- よって、Mac OS XをClientとして使う場合、decomposed UTF-8 で255byteの制限があるということになる。
具体的なファイル長制限は、
- 「a」:255文字まで
- 「か」:85文字まで
- 「が」:42文字まで、あと1文字、「か」(3byte分)が入る
- 「亜」:85文字まで
- 「有限会社の組文字」:17文字まで(15byte)
AFPサーバが提供する AFP プロトコルの種類 †
AFP 2.2 †
- AppleShere IP Ver.6.3 までのバージョン(Apple Computer Inc.)
- HELIOS Ethershare Ver.3.1 までのバージョン(HELIOS Software GmbH)
PC MACLAN 8.1J までのバージョン(Miramar Systems, Inc)
- PC MACLAN 9J までのバージョン(Miramar Systems, Inc/CA)
- netatalk 1.64a までのバージョン(オープンソースプロジェクト)
- Service for Macintosh(Windows 2003 Server版まで確認)
- MacServerIP のあるバージョンまで(6.1?)
AFP 2.2かも †
- Xinet FullPress のあるバージョンまで(DTP Turbo Server など)
AFP 3.1 †
- MacOS X Server (verは不明だが10.3では対応済み)
- HELIOS Ethershare 3.1+AFPプレビュー*1*2
- HELIOS Ethershare UB
PC MACLAN 9以降*3
- netatalk 2.0以降
- FullPress v14
個別プロダクトに関する情報 †
netatalk 2 †
netatalk 2は、オープンソースコミュニティで開発が続けられているプロダクトで、UNIX 環境でインストールされます。
Linux を使ったシステムなどに netatalk を導入すると、AFP 3.1 サーバが導入できます。
オープンソースプロダクトなので、一定の条件を満たせば、他の製品に利用することが可能なので、NAS に使われていることがあります。
Service for Macintosh(SFM) †
Service for Macintosh(SFM)は、Microsoft Windows Server 用の AFP 2.2 ファイル/プリンタ共有サービスです。
PCMACLAN †
http://www.dit.co.jp/product/network/pc_maclan/index.html
PCMACLAN は、Miramar Systems, Inc.開発の製品です。
特徴として、Windows の NTFS ファイルシステムのマルチストリームを利用して、1つのファイルに、Macintosh クライアントにおける、リソースフォークとデータフォークを1つのファイルに格納できることが挙げられます。
よって、Macintosh クライアントから PCMACLAN サーバにコピーしたファイルは、NTFS ファイルシステムを備える Windows クライアントへコピーしてもリソースフォークは失われることはありません。
しかし、NTFS のマルチストリームの制限で、Windows XP クライアントなどで FAT ボリュームのドライブや、他のマルチストリームに対応していないネットワークボリュームへコピーしたときは、データの欠損の警告が表示されます。

DIT社のカタログの記述が非常に勘違いしやすくなっていて、AFP 3.1 対応と書いていますが、実際には、Windows にインストールする、AFP クライアントが AFP 3.1 となっており、AFP サーバに関しては、AFP 2.2 対応です。
MacServerIP †
http://www.copstalk.co.jp/files/MacServerIP/MacServerIP.html
AFP3対応NAS †
ロジテック †
http://www.logitec.co.jp/products/nas/lhdlane.html
Macintosh環境のクライアントパソコンからアクセスする場合、フォルダ名/ファイル名に「84文字」までの「全角文字」を使用することができます。(半角は255文字まで,Mac OS Xの場合)一つの共有フォルダに対して、WindowsクライアントとMacintoshクライアントからアクセスする場合も、全角文字を使用することができます。
ヤノ電器 †
http://www.yano-el.co.jp/products/n-raid/index.html
AFP3.0 対応となっています
リンク †
FAQ/Mac OS X にしたら、マウントしたサーバが頻繁に切れてしまうようになった。
Intelligent works[AFP 3.1とHELIOS AFP プレビューについて]
(PDF)AppleTalk Filing Protocol Version 2.1 and 2.2
(PDF)Apple Filing Protocol Version 3.1
ツッコミ †
ご意見:
- Mac OS X Serverでの動作を確認して、間違っていることが確認できました。全面的に改定しました。コメントで書いていただいた説明が気を参考にさせていただきました。ありがとうございました。 -- CL
- まだ間違ってます。OSX-OSX間の制限はUTF-16ではなくdecomposed UTF-8です。netatalkの場合もLinuxのext2/ext3かどうかは関係ないです。http://blog.so-net.ne.jp/hat-/2007-02-11に説明を書きました。 -- HAT
- ご指摘いただいた部分、以前当方のblogでいただいたコメントを引用させていただき、修正をしてみました。まだ変な感じもしますのでご指摘いただければ幸いです。 -- CL
- ずっと前に指摘しましたが、APP3.1の説明の「サーバ側のファイルシステムに依存」というのは間違いで、クライアントであるMacOSXの制限にすぎません。 -- HAT
- 調査したところ、SMB接続のMacOSXクライアントが.付きのファイル作っていて、勘違いしていました。よって、該当部分はとりあえず削除しました(履歴で変更前が確認できます)。後日追記等で対応したいと思います。 -- CL
- Service for MacintoshもNTFS のマルチストリームでリソースフォークを保存しているハズ。 -- のえる
- 修正いたしました。 -- CL
- afp2とafp3のリンクが逆 -- HAT
- 不確定な部分があるので、実際にプロダクトを使用している方にツッコミ・指摘をいただきたいと思います。 -- CL