[[面付けソフト]]
 
 *INposition [#fb1e57a0]
 
 米DK&A社の QuarkXPress 用面付け XTension の日本語ローカライズ版。日本語版は恒陽社 グラフィック事業部から。
 
 INposition 2.5 で、QuarkXPress 4.1 に対応。また、PageMaker や Acrobat からの出力に対応する、「Tempusテクノロジ」が採用された。
 
 **仕様 [#j08a67b2]
 
 ***起点 [#sf8eebba]
 
 集版の起点は、左上起点固定。正方向は、X は右、Y は下。
 
 配置部品の起点は、左上起点固定。
 
 ***配置部品 [#s0a5e76a]
 
 集版サイズからはみ出した配置は不可能。
 
 ***ページ配置 [#uefc062c]
 
 -90度・270度回転は、すべて手動です。
 -両面反転8色機などで必要な、両ぐわえ(裏が表と180度回転)の設定はありません。裏面は手動で180度回転する必要があります。
 
 ***分解 [#e69410ac]
 
 分解は、QuarkXPress の分版機能に依存。
 
 ***PDFへの対応 [#ibd99fc8]
 
 PDFへの対応は、Tempusテクノロジによって、バックグラウンドで Acrobat を起動して、eps を書き出し、内部で QuarkXPress に配置して実現している。
 
 **不具合について [#t004210a]
 
 ***QuarkXPressの設定が違う書類を付け合わせた場合 [#kd95b687]
 
 QuarkXPress のスタイルや、ドキュメントの設定がちがう書類を、INposition で同時に配置して出力すると、設定が片一方のものに統一されてしまうという問題がありました。
 
 具体的な例でいうと、2つのドキュメントで、標準 em スペースの設定が違うドキュメントを INposition で付け合わせすると、「INposition の設定によっては」桁ずれが起こってしまい、印刷事故が起こってしまいます。
 
 INpositon 1.6 においては、回避する設定があったのですが、それを使うと、出力のスピードが遅くなってしまうので、使っていなかったケースが多かったようです。

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